「みんなの学会」第2部に参加した感想!

イベントレポート

どうも、大学院生のtsuyoshiです。

 

自分は幅広い分野・領域のイベントや集会に参加することがあるのですが、今回もそんなイベント参加に関する記事になります!

 

今回参加したのは「みんなの学会」というものです。

手話を通じてみんなが楽しめる学会を作ろう!というのが「みんなの学会」の趣旨です。

自分は第2部のみしか参加できなかったのですが(しかも当日朝に連絡しての飛び入り参加、運営の方、ご迷惑おかけしました)、第2部で思ったことを今回は記事にしていこうと思います!!

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「みんなの学会」は学問や理論・実践の枠を超えた発表の場

まず始めに「みんなの学会」って何なのか? ところを説明しようと思います。

「みんなの学会」はつくば院生ネットワークの方々が主催している、『学問分野、理論ー実践の枠組みを超えた学びを目指す学生のための研究発表会』(引用:つくば院生ネットワークホームページ)です。

 

そして、今回の「みんなの学会」はテーマとして「ユニバーサルな学び ~手話から学ぶ,伝えるということ~」を掲げた研究発表の場でした。

「聞こえる/聞こえない」という聴覚障害の有無に関わらず研究に触れることができる機会を作ろうとされておられ、第1部では研究発表に手話通訳(音声→手話)、文字通訳(音声→文字、手話→文字)、音声通訳(音声→手話)をつける、ということをされていたらしいです。(第1部は参加できていないので情報が実際にどうだったかは分かりませんが)

詳しい情報は「みんなの学会ホームページ」へどうぞ!

 

老若男女が参加していた

ここからは自分が第2部に参加して思ったことを書いていこうと思います!

 

まず最初に驚いたのは、その会場に老若男女、本当に様々な方がいらっしゃったということです。

通常、学会などの学術集会ではその分野に関わりがあったり興味のある研究者の人しかおらず、地域の人がいるなんてことはほぼほぼ無いのです。

しかし今回の学会では下は小学生から、社会人でも普段は学術界とはあまり関わりのないような方がいらっしゃっていて、これはすごいな、と思いました。

(途中、小学生が自由研究を発表する場面も)

 

「学問」がすべての人に開かれているものであるべきだという話はよく理想として語られることでありますが、実際にそのような場を作ることは非常に難しいことです。

今回は「手話」×「学術」によって、それぞれに興味がある層を取り込むことができていたのだろうか? とか勝手に想像してしまいますが、結果としてできていた場は素晴らしい場でした。

 

聴覚障害があってもコミュニケーションが取れるように

今回の「みんなの学会」では、聴覚障害を持っている人も会場にはいたのですが、そんな人もコミュニケーションが取れるような工夫がされていました。

ホワイトボードでの筆談であったり、ワークショップで身振りや口ぱくで考えを伝えようとしてみていたり、、

そして何より手話ができる人の多さ!!

手話で会話することが一種の普通となっている場というのはすごいな、と。

 

あと、全体の注意を引きたいときに、音ではなく電灯の点灯で注意を引く、ということをしていました。

これも、確かにこれなら聴覚障害の人でも気づくことができる、と素直にすごいと思っていました。

 

聴覚障害の方が周りにいる人からすると普通かもしれないのですが、自分からするとかなり新鮮かつ衝撃でした。

まとめ:誰でもフランクに学問に触れられる場

今回、本当たまたま「みんなの学会」に参加することになりましたが、これくらいフランクに学問に触れることができる場っていうのは、もっとあってもいいんじゃないのかなぁっていうように思いました。

自分も何かそういう場を作る側になれればいいなと思いました。(もちろん、そういう場で自分に話して欲しい!って方がいらっしゃれば可能な限り協力させていただきますよ~)

 

全体として「すごい」しか言ってませんが、素直に書くとその一言なんですよね。

このような場を実現していた、つくば院生ネットワークの方々に敬意を表して、今回の記事を終わろうと思います。

 

※なお、今回の記事においては「みんなの学会ホームページ」に従い、「しょうがい」という言葉に「障害」という漢字を用いました。

 

以前に参加したイベントのレポートはこちらからどうぞ~!

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