自己紹介

総合研究大学院大学 統合進化科学コース 博士後期課程 / 理化学研究所 脳神経科学研究センター 研修生
下平剛司 / Tsuyoshi Shimodaira

人間社会にはさまざまな知識・技術・風習といった文化がありますが,人類誕生から現代に至るまでの文化変遷のプロセスやダイナミクスは,人類にとって大きな謎の1つです.また,人間は文化に大きく依存して進化してきた(そして現在も依存している)生物種だと考えられていますが,人類進化と文化の関係性には多くの謎が残されています.
私は数理生物学や文化進化論に基づいた数理モデルやシミュレーションといった手法を用いて,これらの問いに取り組んでいます.

博士課程では「教示行動の進化(Evolution of Teaching)」について研究してます.
“教える” ことは文化の伝達にとって重要な行動であり,私たちにとってごく普通の,当たり前の行動の1つです.しかし,自然界を見渡すと,文化を持つ生物は多くいますが,”教える” 生物はごく僅かしか報告されていません.
そこで「
“教える” という行動の起源はどこにあるのか?」「“教える” という行動は人間社会の形成や文化の伝達・広がりにどのように影響を与えたのか?」といった問いに取り組んでいます.

また,科学教育や科学文化について研究や実践も行なっています.科学教育は現代社会の基盤の1つであり,科学文化を伝達することそのものです.科学教育について検討・分析することは,文化進化論の理論研究への視座を得ることだけでなく,文化進化論の知見から現代の科学教育論について捉え直すことにつながると考えています.他にも,自身の過去の経験から,職業研究者でない市民による科学的な場・実践を指すシチズンサイエンスにも高い関心を持っています.

数理的・理論的な研究を軸に据えつつ,数理以外の手法を用いて現実の現象を観察・分析することで,人間と社会・文化の豊かな関係性を描き出していきたいと思っています.
(自分がこのような関心・スタンスを持つに至った経緯について興味を持たれた方はこちらをご覧ください)

プロフィール関連ページ一覧

SNS

問い合わせについて

出張授業やセミナー,共同研究等のご相談・依頼があれば,下記のアドレス宛にご相談ください.その際,件名の最初に「問い合わせ」と記載いただきますようお願いいたします.
shimodaira_tsuyoshi[put_at_mark_here]soken.ac.jp

更新履歴
2025/1/23 更新
2026/3/20 更新
所属の変更等により大幅な更新を行いました.

タイトルとURLをコピーしました