研究

現在行っている研究


 

細胞のバイオメカニクス(メカノトランスダクション)


細胞は周囲の力学環境の変化によって変形・移動します.その変形や移動といった細胞への力学的作用に対して,細胞は細胞内部の構造の変化や合成するタンパク質の量の調整を通して,適応する性質を持っています.この力学的環境の変化の情報を,生化学的な情報へと変換する過程をメカノトランスダクションといい,そのメカニズムの解明に向けた研究を行っています.

 

大学問題共有のためのプラットフォームとしてのボードゲーム


現在の日本の大学を取り巻く環境は複雑なものとなっています.そして,様々な立場の人たちがその改善を試みるものの,その成果は上がっていないとするのが現状です.その原因の1つとして,大学に対する認識が世代や立場によって異なることが挙げられます.この認識の相違を埋めるために,ボードゲームをプラットフォームとして活用したアプローチの提案を目指します.

 

工学的視点からの理科教育の再考


現在の中学高校の理科教育では,トピックがそれぞれ分割して教えられています.現象を入り口として扱うものの,実際には原理や式による議論が多くなりがちです.そこで,工学という理科の諸分野を実用的にまとめあげた学問領域に着目し,理科教育の再考を目指します.工学の分野で求められる視点を考慮することで,理科教育を通した様々なリテラシーの習得や理科で学ぶ事項と社会の繋がりを新たな角度から考えられるような方策を模索しています.

 

異分野コミュニケーションスキルの習得に向けたプログラムやコミュニティの在り方の模索


現代社会においては学問領域や経済,政治は複雑であるが同時に細分化されています.この細分化に対抗して様々な場面で異なる立場同士での交流や対話が試みられていますが,上手くいっていない場合も多々見受けられるのが現状です.その原因として,対話を通してお互いの文脈を理解するために十分な知識を習得していないことが考えられます.そこで,知の在り方として対話型専門知に着目し,それを習得しうる環境の形成の方策を模索しています.

 

学校現場の実情の把握と共有に向けたボードゲームによるアプローチ


学校教育は日本の教育における基盤の1つですが,その職務の実態はあまり知られていません.そのため,教員の労働的観点からの社会問題の議論の論点が散乱することや,新任教員や学生が学校現場で職務や活動を行う際に勝手が分からず過度に疲弊するといった事態が起こっています.教員の実情への理解を増進するために,ボードゲームを通した教員の疑似体験のアプローチを目指します.

2020/02/16 追記 : ミナコさんとの共同プロジェクトを開始

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